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文書作成日:2024/10/25
年末調整のポイント【令和6年分】
■ 年末調整のスケジュールとポイント

年末調整は、1年間の給与に対する源泉徴収税額の過不足額の精算です。10月以降、事業者が行う年末調整について、手順とポイントを作成しました。いつ、なにをすべきかを確認し、スムーズに終わらせましょう。

CHECK 10月に行うこと
  1. 年調対象者の確認
  2. 書類の準備
  3. 対象者へ配付

ここで最も大切なことは、年末調整の対象となる従業員や役員などの確認です。対象者を誤らないように注意しましょう。

また、配付する書類の準備が整い次第、対象者へ配付しましょう。

CHECK 11月に行うこと
  1. 対象者から書類回収
  2. 書類の確認

業務を行う上でのポイントは、期限を決めて、なるべく早く回収することです。

また、書類を確認するポイントは、国税庁の年末調整チェック表などをご参照ください。

CHECK 12月に行うこと
  1. 年間給与の確定
  2. 年末調整の計算
  3. 年末調整の精算
  4. 1人別源泉徴収票作成
  5. 所得税徴収高計算書(納付書)作成
  6. 年度更新作業

年間の給与の確定以降の年末調整業務は、年末調整ソフトを利用する限り、これまでと変わりません。

ご自身が組んだスケジュールに沿って、処理をしていきましょう。

ただし、ここでも留意点があります。ポイントは、国税庁の年末調整チェック表などにてご確認ください。

特に令和6年分は定額減税額(年調減税額)を計算しなければなりません。源泉徴収票に記載する項目も増えますので、ご注意ください。

なお、令和7年分の源泉徴収税額表は、給与所得に係る「税額」自体変更はありませんが、令和7年1月1日以降の源泉徴収税額は最新版の『令和7年分 源泉徴収税額表』を用いて算定できるよう、年度更新時にあわせて準備をしておきましょう。

※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
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