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介護サービスの受給者数は全体で増加傾向にありますが、費用はどうなのでしょうか。ここでは介護サービスの種類別に受給者1人当たり費用額をみていきます。
2023年9月に発表された調査結果(※)から、介護サービスの種類別に受給者1人当たり費用額をまとめると、下表のとおりです。
介護サービス全体(総数)における2023年4月分の1人当たり費用額は20.3万円で、前年同月より1.7%増加しました。
サービスごとの1人当たり費用額は、2022年に比べて増加したサービスが多くなりました。減少したサービスをみると、居宅サービスの短期入所サービスで減少が目立ちます。地域密着型サービスでも、短期利用のサービスの多くが減少しました。
増減率では、0〜3%台の増加が多い中、地域密着型特定施設入居者生活介護(短期利用)が19.3%の増加となりました。
貴施設の1人当たり費用額は、どのような傾向にあるでしょうか。
(※)厚生労働省「令和4年度介護給付費等実態統計の概況」
ここでの受給者1人当たり費用額は費用額÷受給者数で求めた数値になります。